妊娠・出産と新しい生活様式
2019年12月に確認されてから現在に至るまで、社会全般に大きな影響をもたらしてい
る新型コロナウイルス感染症。
今回は、妊娠・出産への影響や、地域で行われている対策などについて書いていきたい
と思います。
気になる『今』の妊娠・出産事情
いつどこで感染し、そして感染させてしまうか分からない新型コロナウイルス。
だからこそ、リスク回避のために、配偶者が立ち合い出産や健診への付き添いをしない
ようにしたり、里帰り出産を諦めたりするというようなことが増えているそうです。
付き添ってほしいというお母さん、付き添いたいというお父さんはたくさんいると思い
ますが、そのような方法をとらなければいけないというのは、とても切ないことですよ
ね。
また、里帰り出産は、お母さんの家事の負担を減らして体力を回復することができると
いう、とても大きなメリットがあります。できないとなると生活が非常に大変になって
しまう家庭も多いと思います。
また、今回この記事を書く上で情報を調べていて、私が興味深いと感じたのは、
コロナ禍がきっかけで、おじいちゃんおばあちゃんに孫をもっと会わせたい と考える
母親が増えているということです。
私もそうですが、地元を離れ、県外に出ていて、家族に会えず寂しい思いをしている
というような人も多いのではないでしょうか。
リモート通話で顔を見て話ができることは幸せなことですが、おじいちゃんの膝の上に
座ったり、おばあちゃんとお散歩したりすることは、やはり実際に会わないとできない
ことですし、特に、緊急事態宣言や感染者増加などによって、いつ、どのような状況に
なるか分からない今、何事も後悔しないようにしたいと思う人はとても多いのだろうと
思います。
地域の取り組み
緊急事態宣言により一時期は中止していた育児体験を、人数制限や時間短縮、換気、消
毒等の対策を行うことで再開した というような地域があるようです。
また、外出しなくても良いように、ホームページで講義内容を配信するなど、様々な方
法でサポートしてくれている地域もたくさんあります。
大変な世の中ではありますが、産まれてくる赤ちゃんと、そしてお父さんお母さん、家
族のみんなが幸せになれるように、社会全体で支えていくことができればいいなと思い
ます。