起業で失敗しない方法
編集部の佐々木です。
実は、佐々木という名前は本名ではありません。
私は創業して10年以上経ち、従業員が5名程の会社を経営しているので仮の名前で執筆させていただきます。
私は元々会社員で、性別は男です。
会社の創業は2011年で、創業した当時の社員は私一人だけでした。
なぜ独立しようと思ったか、それは「僕は社会不適合なのでは?」と思ったからです。
私はいわゆる大企業に就職しました。
周りには空気を読めて立ち回りが上手な方達ばかり。
私は本質的な事しか言えず、やらなくてもいいことを効率よく考えていかなければならない大企業体質になかなか馴染めませんでした。
そして、他の人を助けようとしておせっかいになってしまったりと、その不器用な行動でよく上司を怒らせていました。
そして私は社内で孤立していったのです。
きっと、上司にとっても扱いにくい部下だったと思います。
「このままだと僕に未来はない」
そう思いました。
なにより、私がこの組織にいても会社の役に立つことはないと感じたので退社を決意しました。
その後、数か月かけて「僕が誰かの役に立てる分野は何だろう?」と悩みました。
そして、私は大きな組織で遠回しに立ち回るのではなく、誰かの本質的な役に立つことやダイレクトに「ありがとう」と言われることが好きだということに気付きました。
その好きなことのためならば、仕事ではない時間でも24時間考えて必死になっていられる。(もちろん睡眠や休息は必要ですが)そう気づいたので、ヘルスケアの分野で創業をしました。
あれほど「社会不適合かもしれない。」と思っていた私にとって、違和感もなく居場所と言えるような仕事が広がっていきました。
私の経験から言いますと、起業は
「人から言われなくともやってしまう事をやる」ということだと思います。
努力をすれば道は開く、というのは確かにそうなのですが、
24時間気付かない内に努力してコミット出来る人間はこの分野でぶち抜けます。
起業、創業はそんなに甘い世界ではありません。
ですのでぶち抜ける分野や自分の本当の居場所を的確に見つけることが、失敗しないための大前提だと私は思います。